リモートワークのメリット

企業と従業員、どちらにもメリットがある

企業と従業員、どちらにもメリットがある

通勤時間を削減できる

リモートワークをすることで通勤にかかる時間やコストを削減できます。勤務場所に通うのに往復で1~3時間かかっていた場合は、その時間を削減し業務への集中力を高められます。また、仕事へのパフォーマンスの向上も期待できます。通勤途中の公共交通機関での同乗者とのトラブルや遅延、満員電車による精神的ストレスなども解消できます。

人材を確保できる

結婚や子育て、ペット、親の介護、パートナーの転勤といった家庭の事情により会社に通勤することが難しい人でもリモートワークは可能ですし、雇用される側にとっても大きなメリットがあります。また、企業側にも「優秀な人材にずっと働いてもらえる」というメリットがあります。
極端な話、リモートワークは場所を選ばないため日本国内外、世界中のどこにいても仕事をすることが可能です。日本全国の優秀な人材を雇い、個人的なさまざまな事情にも柔軟に対応することができます。常に人手不足と言われている業界への問題解決にもつながります。企業と従業員、お互いにメリットのある働き方と言えるでしょう。

モチベーションが向上する

リモートワークでは自分の思い通りの作業環境を整えることができます。モチベーション向上のために、自分が働きやすい環境を作ることができるのです。リモートワークの休憩中に運動やストレッチしたり、自己啓発本を読むなど読書したりする時間を作ることもできます。集中しやすい環境で業務に取り組むことができ、仕事へのモチベーションが高まることでワークライフバランスも実現できます。
また、家庭の事情を理由に仕事を辞めなければならない場合でも、リモートワークを取り入れることで辞めるという選択をしなくても良くなります。仕事への満足感が向上すると離職を考える時間も減ります。その結果、離職率が低下するため企業のイメージアップにもつながります。

企業コストを削減できる

従業員の働く場所が不要ということは、会社用の文房具やデスク、従業員の交通費などのコストを削減できるということです。また、会社を維持するためにかかる通信費や光熱費などのランニングコストの負担も減らせます。パソコンやスマートフォンを利用して仕事を行うためペーパーレス化にもつながり、企業運営のためのコストも削減することができます。また、会社のテナント料も削減できることから年間で数千万円以上の節約ができたという企業もあります。
敷金や礼金が発生しないシェアオフィスやレンタルオフィスなどもあり、「会社」に対する考え方はどんどん変化しています。