事前にしっかり準備していれば子どもがいてもリモートワークは可能

子どもをみながら自宅でリモートワークをする工夫

子どもをみながら自宅でリモートワークをする工夫

育児とリモートワークの両立は可能か

育児をしながらリモートワークはできるのでしょうか。子どもの年齢や家族構成など各家庭の状況で異なりますが、難しいとイメージしている人も多いのではないでしょうか。子どもが小学生や中学生であれば自分の時間を過ごすようになるため、親が付きっきりにならなくても大丈夫です。しかし、乳児や幼児など小学校に上がる前の子どもがいる場合はそうはいきません。自分のことよりも子どもが中心の生活になるからです。その場合は配偶者や家族と協力し合いながら仕事を進めていくしかありません。お互いに「育児をしながらのリモートワークは難しい」という認識をしっかり共有しておきましょう。

子どもにスケジュールを合わせる

リモートワークをするうえでオンとオフの切り替えは大切ですが、育児をしながらの場合は一日中仕事モードで過ごすことは難しいでしょう。集中して終わらせたい仕事や難しい仕事、ミーティングなどは子どものお昼寝時間に設定すると良いでしょう。そのためにはぐっすりお昼寝してもらえるように工夫しなければなりません。午前中に体を思いっきり動かしてお昼ご飯を食べると疲れてすぐにお昼寝してくれます。
リモートワークが長く続くようならそのルーティンを生活リズムとして取り入れましょう。子どもが眠たくなる時間がわかってくれば、仕事のスケジュールも立てやすくなります。仕事をするときは仕事を、子どもと遊ぶときは思いっきり遊ぶ、というようにメリハリをつけることが大切です。

子どもが集中するものを用意する

リモートワークを頑張るパパとママにとって、子どもが集中して遊んでいてくれるパズルやブロック、お絵かきや塗り絵、粘土や知育・学習玩具は強い味方です。文字が読める年齢なら絵本だけでなくドリルなども用意しておくと良いでしょう。子どもの学習にもなります。
子どもが夢中になれるおもちゃを年齢別に紹介している「在宅勤務×自宅保育の救世主♪子どもが夢中になれるおもちゃはこれ!」がとても参考になるのでチェックしてみてください。

最近はYouTubeに面白いキッズチャンネルがたくさんあるので時間を区切ってゲームやパソコン、スマートフォンを見ていてもらうのも良いでしょう。しかし、長時間の視聴は視力の低下につながります。たまには外に出る時間も設けましょう。近所を歩いたり公園で遊んだりすることで良い気分転換にもなります。

すぐに対応できるように事前に準備しておく

子どもからのおねだりはいつも突然です。「おなかすいた」「お茶飲みたい」といった声にすぐに対応できるようにしましょう。小学高学年や中学生くらいになれば自分で食べたり飲んだりしてくれますが、乳幼児にはまだできません。朝のうちにお昼ご飯やおやつを作っておくと良いでしょう。ただし、ご飯が食べられなくなるのでおやつは食べる時間と量を決めておきましょう。