自宅でリモートワークをしているという人も多いことでしょう。自宅だとオンとオフの切り替えが難しいため、仕事とプライベートの区別がわかりづらくなってしまいます。普段であれば「通勤」「会社」「帰宅」と流れが決まっているためオンとオフの切り替えがしやすいのですが、リモートワークで常に自宅にいる場合はそのように環境で区別することはできません。自分でそのルーティンを作り、生活にメリハリをつけなければならないのです。
メリハリをつけるコツは、「勤務時間」と「休憩時間」を事前に決めておくことです。事前に決めたスケジュールで生活を送ることにより仕事をする時間とプライベートの時間の区切りがわかりやすくなるため、メリハリのある生活を送ることができるでしょう。たとえば、「始業は9時」、「休憩は12時~13時」、「午後の勤務は13時~17時」といったようにスケジュールを組んでみましょう。その途中に集中力を保つため10分程度の小休憩も設けましょう。また、リモートワーク以前の生活と同じように身だしなみを整えることもオンとオフのスイッチの切り替えになります。部屋着から仕事着に着替えたり、化粧をしたりと自分自身の格好を変えて気持ちを入れ替えることもメリハリのある生活を送るうえで大切です。
家族と一緒に生活している自宅でリモートワークをしている人に多いのが、リビングが仕事場になることです。普段食事をしているテーブルがデスクになるため、環境が整っておらず仕事がしにくいというデメリットを大きく感じてしまいます。理想は自分専用の仕事部屋を作ることですが、間取りなどの関係で難しい場合もあるでしょう。自分専用のスペースが取れない人におすすめしたいのが、生活する場所とは違うところに仕事場を作ることです。場所を限定することでプライベートとメリハリをつけることができ、仕事モードに入りやすくなります。
仕事場にするのはどこでも構いません。部屋の隅に仕事用のテーブルとイスを置いて仕事場としても良いでしょう。狭くても集中できるスペースが作れます。自宅でリモートワーク用のスペースの作り方については以下の「DIME」や「RoomClip」を見てみると参考になるのでおすすめです。
自宅でリモートワークをしているとテレビを付けっ放しにしてしまうことがあります。しかし、テレビは確実に集中力を低下させるため仕事のパフォーマンスも下げてしまいます。テレビの電源は必ず切ってから仕事をしましょう。もう一つ注意したいのはスマートフォンです。目に入る場所にスマートフォンを置いておくと無意識に手に取ってしまいます。「ついSNSやニュースをチェックしてしまい、あっという間に時間が経っていた」ということもあります。スマートフォンはなるべく視界に入らない場所に置いておきましょう。
リモートワークのお仕事と言えば、フリーランスのイメージが強いかもしれません。しかし最近では大手企業の正社員や契約社員もリモートワークを導入しているところが増えています。エージェントを活用して案件を探しましょう。
自宅でのリモートワークで一番大切なことはメリハリをつけることです。きちんと身だしなみを整えて一日のスケジュールを作成しましょう。仕事とプライベートの時間を区切ることで長時間労働防止にもなります。
リモートワークとは、出社せずに会社と離れた自宅やカフェなどの外出先で仕事をすることです。テレワークと意味はほとんど同じです。在宅勤務との違いは仕事場が自宅に限定されているかどうかです。